苦手な教科を克服しましょう。
その方法はいろいろありますが、私がお薦めするのは質問に行くこと。できれば毎日です。と言いたいところですが、みなさんそんなに暇じゃないですよね。そこで、「授業のある日に質問に行く。」これを頑張って習慣づけてみましょう。
①授業の前日、先生に質問する内容を確認する。(家で質問を準備することがとても大切!!紙に書いて教科書にはさんでおきましょう。)
②休み時間に、先生の所に行って質問する。(授業後すぐでもいいですが、できれば職員室に行きましょう。)
これを続けてみて下さい。いつの間にか不得意でなくなります。
なぜ質問に行くと苦手でなくなるのか。
①質問を習慣づけすることで、授業の中で「これはわかる。」「これは聞かなくちゃ。」と意識するようになる。
②前日に質問を確認することが、授業の復習(と予習)になる。
③毎回質問している立場から、授業を不真面目にできなくなる。(実はこれ、すごく大きな理由です。)
④先生が、あなたの方を向いて授業するようになる。(先生だって人間です。毎回質問に来る生徒がいれば、どうしてもその生徒が気になります。「この子理解したかな。」と確認したくなります。
⑤質問に行かなくても、いろいろと教えてもらえる。(こちらが望まないマニアックな話を長々とされる可能性もあります。そこはお付き合いしましょう。だって、いつもはこちらの質問を無料で解決してもらってるのですから。)
ここで、こんな心配をした人は手を挙げて下さい。「でも、みんなが質問に行ったら、先生大変すぎないかな。」(はい、たくさんいますね。)でも、心配無用です。
先生に質問に行く生徒は、ほとんどいません。あなたが独占できます。
受験の直前でもない限り、先生が順番待ちになることはほとんどありません。実際、私も高校時代に1教科だけ先生の所に通いましたが、他の人が来たところを見たことがありません。先生がいくら「わからないところは、いつでも質問に来てくれて構わないよ。」と言っても、ほとんどの生徒は活用しないのです。
しかも先生は無料です。
最近、こんな話をよく聞きます。「授業でわからないところは塾で解決する。」それはそれで結構なこと。でも、せっかく身近に無料で暇な(先生ごめんなさいっ!!)先生がいるのですから、そちらも利用しましょうよ。
こんな表を作ってみるのもいいかもしれません。
漢文 | 質問内容 | チェック |
火の2 | この碧っていう字は、青と違うんですか。 | ✔ |
木の5 | 孟浩然は科挙に落ちたって書いてありましたけど、科挙ってどんな教科があったのですか。 | ✔ |
火の2 | 上下点と一二点が ごっちゃになります。 | ? |
木の5 | 日本語にするとき、2回読む字がでてきましたが、他にもあるのですか。 | ✔ |
火の2 |
「えー、こんなのめんどくさいよ。できないよ。」
はい、それもよくわかります。言ったでしょ?ほとんどの人は質問に行かないって。だから苦手なものはそのままになっちゃうんです。
「これをやれば必ず成長する。」→「だから実行する。」とシンプルに行動できる人が強いのです。
やるかやらないかは、あなた次第!