夢を見る事は大切です。
希望を持つこと、実現を信じて行動することは、とても大切です。
それが、人生の全てと言っても良いくらいです。
「夢も希望もない人生」
そんなのいやだ。
あなたの夢は何ですか?
実現するかどうかはともかく、あなたが一番望む人生はどんなものですか?
まずは、こんな設定をしてみましょう。
「自分は、強靭な身体と運動神経、優秀な頭脳、それから不自由なく暮らせるお金を持っている。そんな自分が目指すとしたら、どんな夢だろうか。」
この設定は、
「どうせ自分なんか、夢を実現できるわけない。最初から大きすぎる夢なんて考えない。」
という壁をぶち壊すためです。
夢が実現しないのは、そもそも夢を持っていないから、なのかもしれませんからね。
夢、ひとつ以上考えましたか?
では、その夢のことを、毎日必ず思い返しましょう。
できれば、目に見えるところに夢を書いておきましょう。
文字じゃなくてもいいんです。
パン屋さんになりたい人は、おいしいパンの写真を貼っておくのでもOKです。
毎日それを見て、
「自分の夢は〇〇なんだな。」
と、確認しましょう。
必ず成果が出てきます。
ここで、「夢を見るだけで成果が出るはずがないでしょ。」思った人、いますか?
それは、正解です。
でも、夢を毎日見て、それだけで終わる人なんて、普通はいません。
映画監督になることを夢見て、でも、一度も映画を見たことがない人。 |
プロ野球選手を夢見て、でも野球を見たこともなく、野球をしたこともなく、これからもやるつもりはない人。 |
パン屋さんになりたいけど、スーパーの食パン以外食べようとせず、自分で作ってみようなんて思わない人。 |
こんな人がいたら、お目にかかりたいものです。
実際は、
映画監督になりたいから、いろいろな映画を見て、映画関係の仕事を調べ、そんな仕事に就けるような学校がないか探してみる。映画監督のトークショーがあれば聞きに行く。自分でも短い映像を撮ってみる。 |
プロ野球の選手になりたいから、野球のクラブチームで練習し、高校からは野球部に入り、まずは甲子園を目指して練習を続けている。成功している選手の本を読み、けがをしない身体作りを勉強・実践する。 |
パン屋になりたいから、通学途中のパン屋さんが気になっている。いろいろなパンを買って味や特徴をノートに記入している。時には自分でイースト発酵からパン作りに挑戦している。調理学校のパンフレットも集め始めた。 |
そうですよね。夢を持ったら、普通は実現のために行動を始めます。
でも、人間は弱いもの。つい自分の夢を忘れてしまいます。
忘れている間は、実現に向けた行動も努力も忘れています。
それで実現するわけないです。
だから、毎日「自分の夢」を確認していくのです。
この本を読んで下さい、という話ではないのですが、帯についていたマンガが笑えるの載せました。
「オレはやるぜ。」「何を?」「何かを。」
これじゃあ、ほとんど何も成し遂げられないです。
具体的な夢がないのに成功するというのは、ゼロとは言いませんが、宝くじが当たるようなものですね。