ある中学校の学級目標には、次のような言葉が並んでいました。

小さな親切をする
その場にいない人に誠実になる
約束し、それを守る
人の話に耳を傾ける
見通しをはっきりさせる
謝る
許す

学級担任は若い女性講師
教員の経験は少ないかもしれませんが、
大切なことをきちんと押さえて生徒と関わる姿をみると、
この人になら自分の子供を預けても大丈夫と思えます。

実際、彼女の担当するクラスは、
成績はあまり良くないものの、
穏やかな空気が流れています。

学級目標の中で、私が一番感銘を受けた言葉は、
「その場にいない人に誠実になる」です。

これができる大人が、いったい何人いるでしょう。

今、そこにいる人に対して誠実に向き合い、
そこにいない人の批判をする人の、
なんと多いことでしょう。
でも、それもわかるんです。
それが一番楽ですから。

「その場にいない人に誠実になる」
なんと崇高で、厳しい言葉なのでしょう。

そんな人間になりたいものですが、
私は、まだそこまで到達していません。

かつて接した中学生の女の子で、
周囲から、
「○○ちゃんて、人の悪口、絶対に言わないよね。」
と評価されていた人がいました。

自分の半分も若く、人生経験も少ない彼女ですが、
尊敬していました。
周りから、そんな評価をもらえたら、
その人の周りで「いない人に不誠実な言葉」などは出てこないでしょう。
自分の行動が周囲の人々を変えていく。
そんな人になりたいものです。

不誠実な人の周りには不誠実な人が集まります。
誠実に生きていけば、誠実な人が集まります。
どちらの人生が豊かで意味のあるものになるか、
言うまでもありません。

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