突然ですが、あなたが映画を見るとしたら、その映画の中で、主人公にどう行動して欲しいですか?
あなたが小説を読むとしたら、その主人公はどんな人だと楽しいですか?
主人公には、できればすごい経験をしてほしい。多少の困難があったとしてもそれを乗り越えて、最後は「よくやったぞ!」と言えるような行動をしてほしい。
主人公が途中であきらめて行動をやめたら、もはやその映画を見る価値はなくなります。
「ああ、つまんなかった。」となってしまいます。
あなたの人生も同じです。
これは、気の遠くなるような長編ドラマです。もちろん主人公はあなた自身。
あなたの物語では、このサイトを立ち上げた会ったこともないおじさんは、小さなわき役です。(もちろん私から見れば、このサイトに立ち寄ったあなたは、私の物語のちょい役ですけどね。)
あなたの人生の主人公はあなた自身。それを見る観客はたくさんいますが、最初から最後まで見続けるのは、あなただけです。もしあなたがオリンピックの決勝戦に臨むなら、その時、あなたの映画の観客は何億にも膨れ上がるでしょう。でも、あなたがトイレの中で大きなおならをした場面では、観客はあなただけです。(他にいたら、怖い。)このように、あなたの物語の観客は、あなたの行動によって変化します。
ぜったいに変化しないのは、
主人公はあなた自身であること
通して見ている唯一の観客も、あなた自身であること
この2つだけです。
(もし、通して見ている人が他にいたら・・・怖い・・・それってストーカー?)
できることなら、主人公にはかっこよく行動して欲しいものですね。
観客が一人の時でも、少なくとも恥ずかしい行動や卑劣な行為はさせたくないですね。
「この主人公、人間のクズだな・・。」これは最悪です。
「主人公、ちょっと苦戦してるけど好きだなあ。がんばって欲しいなあ。」と、感じたいです。
「この主人公を見てると、飽きない。おもしろい。かっこいい。」これは最高です。
まとめますね。
人生は、超長編映画である。
脚本:自分 監督:自分 主人公:自分 通して鑑賞する唯一の観客:自分 批評家:やっぱり自分 主人公には、良い人で、いろいろな経験をして、ハッピーエンドになって欲しい。 目標は「この映画の主人公、かっこいい! この映画、最高におもしろい!」 |
こんな人生なら、「楽しい人生」と言えそうですね。
ところで、どんな主人公がかっこいいのか、どんなストーリーを楽しいと感じるかは、それこそ千差万別。
自分にふさわしい物語を演じ切って下さいね。