私の今年の手帳です

1 手帳の役割とは

新しい年がスタートし、思いも新たに1年の目標を立てた人もいるでしょうね。
1年のスタートにあたり、手帳を買った人も多いのではないでしょうか。(主人公の武志も買ってましたね。)
せっかく買った手帳を大切に、そして効果的に使いこなし、1年の成長を加速させていきたいですね。
さて、みなさんはなぜ手帳を使うのですか? おそらく次の2つではないでしょうか

①未来のスケジュール管理(友達との約束や学校・部活の予定など)

②しなければならないことのメモ(何を、いつまでにやるのか)

でも、手帳の本当の力は未来を作り上げることにあるのです。

 

2 もし、あなた専属のコーチがいたらいいと思いませんか?

毎日あなたのそばにいて、
「明日は何時に起きて、これをやろう。」
「あなたが力をつけるには、この方法だね。」
「もう一度自分の夢を思い出してごらん。」
「最近たるんでるぞ。もう一度一日を見直してみよう。」
「よーし、その調子だぞ。」
「壁にぶつかったようだね。〇〇さんに聞いてみたらいいよ。今度の土曜の午後なら行けるんじゃない?」
こんなアドバイスをしてくれたら、成長は格段にスピードアップしますよね。
でも、これはちょっと無理な話。(できたとしても、少々うっとおしいかも。)
そのコーチの役割をしてくれるのが、実は手帳なんですよ。

3 手帳を通して、未来の自分をコーチする

①まず、将来の自分の姿を書いてみよう

おまえは将来こうなるべきなんだ。こんな仕事をして、こんな仲間に囲まれ、こんな一日を過ごし、金銭にも不自由なく、趣味やバカンスを楽しみ、幸せにならなくちゃいけないんだ。
という内容を、できるだけ具体的に書いてみましょう。
文章にするのが難しければ、「私の夢リスト」をたくさん書くのもいいです。

②次に、この1年で成しとげる内容を書きます

毎日これを続けよう。こんな資格を取ろう。こんなトレーニングで体を鍛えよう。こんな方法で勉強しよう。大好きな〇〇がもっとうまくなるようにしよう。

ここまでは、1月1日の自分から、未来の自分へのアドバイスです。

③週に一度は、①と②を見よう

パン屋になる方法は、毎日パン屋のことを考えること。水族館の職員になりたければ、毎日魚のことを考えること。これは不変の大原則です。毎日そのことを考えていると、知識や技能が身につくだけでなく、関連する情報へのアンテナも感度が良くなります。夢の実現へまっしぐらです。

でも、せっかく決めた夢や目標も、毎日意識しないでいたら何も変わらないし成長もありません。たとえば部活動のコーチから「目標は県優勝だ。そのために、こんなトレーニングをやるぞ!」と言われたとしても、何か月もそれを思い出さなかったらどうなるでしょう。コーチが半年間現れなかったら、順調に伸びることができますか?

人間はそんなに強い生き物ではありません。どうしても楽な方に流されてしまいます。だから、時々はコーチの言葉を聞くのです。つまり、手帳の最初のページを見直すのです。

④毎朝、その日にやるべきことを手帳に書き入れよう

しなければならない宿題だけでなく、「よし、今日は英語の勉強をしっかりやってみよう。」「今日は帰宅したら5キロのランニングに行こう。」「図書館で〇〇を借りて、読み始めよう。」など、自分を高めるための行動を書きます。(行動ですよ。)

⑤ ④で書いた内容をやる

④と⑤が毎日できれば、すごい人間になれますよ。毎朝、あなた専属のコーチがやるべきことを提案してくれ、それをきちんと実行するのですからね。

⑥一日の終わりに、その日の行動を思い出しながら手帳にチェックを入れよう

一日を振り返って、きちんと反省しましょう。その際、もう一度①②を見るのもいいですね。また、翌日の①を夜のうちに書くという習慣も悪くありません。

こんな形で手帳を使いこなせたら、スケジュールや宿題のメモの方が「おまけ」みたいに思えてきますね。

⑦月の始めは、②を見直して改善案を書いておこう。

目的はそうそう変わらないけれど、具体的な目標は変化します。あまり早い変化は言い訳になりますし、遅すぎる変化は停滞につながります。月に一度くらい小さな見直しをして、3月の春休みと8月の夏休みの大きな変更を加えたらいかがでしょう。1ページ目を直すのもいいし、月の最初のページに新たに書くのもいいです。自分のやりやすい方法を作り上げて下さい。

 

 

 

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