あの有名な「7つの習慣」の著者、フランクリン・コヴィーの息子さんが、父の著書を若者向けにわかりやすく書いた本です。
アメリカで書かれた本の翻訳なので、私達にはちょっと馴染みのない言葉も見られます。「パラダイム」「シナジー」「ミッション」とか、「自己信頼口座」とか、一見するととっつきにく感じがするかもしれません。
でも、この本は必ず購入しましょう!図書館で借りるのではなく、自分の本として手元に置きましょう。それだけの価値のある本です。一度読んでみて、「なんだかわかりにくいな。」と思っても、処分しないで下さい。パラパラと読み進めるなかで、大切な気づきがあるでしょう。
目次より ※( )の中は、私の簡単な解説です。
第1の習慣 主体的になる(人に左右されず、自分の意志で生きること) 第2の習慣 終わりを考えてから始める(目的を持ち、それに向けてどう計画し行動するか) 第3の習慣 一番大切なことを優先する(自分を伸ばすことをきちんとやろう) 第4の習慣 Win-Win を考える(相手との勝ち負けではありません。) 第5の習慣 まず相手を理解してから、次に理解される(きちんと聞こう。それから聞いてもらおう) 第6の習慣 シナジーを創り出す(一人ではできないことも理解と協力で達成できる) 第7の習慣 自分を磨く (次の行動をより良くするための準備を) |
一応、目次通りに読み進めると良いのですが、気になるページ(又は、適当に開いたページ)から読んでも大丈夫です。あまり身構えないで、ちょっとずつ読んでいって下さい。
たくさんの素晴らしい内容を持つ本書ですが、みなさんに一番身につけてほしいのは、
自分の人生を自分でコントロールする力です。
もし、この本をきちんと読みこなし、実践することができれば、本当に大きな財産を手に入れることになります。もしかしたらあなたの一生を左右する本。いや、頑張って左右されてほしい本です。
この本は、高校の3年間でしっかり読み切り、卒業時には
「7つの習慣 人格主義の回復」フランクリン・コヴィー(ショーンのお父さん)
を手にして下さい。全世界で読み継がれ、日本の名だたる企業が研修に取り入れている名著です。個人的には、お父さんの本の方がすっきりとしていて、わかりやすい気がします。
「2つの本は、結局同じことを言ってるんですよね。」
その通りです、だから、「ティーンズ」をきちんと実践できれば、それで十分とも言えるでしょう。でも、だまされたと思って手にしてごらんなさいって。私に感謝する日がきっと来ますよ。