明けましておめでとうございます。いよいよ2020年がスタートしましたね。1年の中で節目になる日というものはいくつかあるものです。その中でも双璧を成すのが「正月」と「4月1日」ですね。言うまでもなく正月は1年の始まりで4月1日は年度の始まりです。(個人的には9月も節目として生かしています。それは、9月始まりの手帳を使っているからです。)

 せっかく新年の始まりですから、1年の目標を立てましょう。いえ、「目標」という実現しない可能性があるものではなく、「計画」と呼んだ方がいいですね。必ず実行する計画です。

イチロー選手の言葉

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」

 イチロー選手の名言はたくさんありますが、この言葉も重みがある言葉です。決めたことを毎日毎日繰り返し続けることが、自分をすごい世界に導いてくれるものみたいです。(私には残念ながら自信をもって「続けた」と言えるものがありません。)

うちのオカンのこと

 特に何かを成した大人物でもない普通のオカンですが、彼女は現在80代の後半です。毎朝5時半に車で出かけ、近くの山(と言っても標高差300mくらいの小さな山)に登っています。よほどの嵐とか一泊でどこかに出かける用事がある時以外はほぼ欠かさず登り続け、1年で320回ほど登っています。
 友達や兄弟、従兄弟など同年代の知り合いが次々と死んだり、ボケたり、歩けなくなる中で、一人気を吐いている存在です。もし、彼女が山登り(と言っても長い散歩みたいなもの)を続けなかったら、違う結果になっていたでしょう。

365回繰り返したら、すごい世界が見えてくる(ハズ)

 さあ、何を続けるか考えましょう。毎日絵を描く、文章を書く、英語をやる、ランニング、音楽、筋トレ、いろいろなことが思い浮かびます。何でもいいんです。自分の将来に役立ちそうなことを考えましょう。ほんの小さなことであっても、欠かさず続けられる人はほとんどいません。だから、凡人が到達できない領域に踏み込めるのですよね。みんなが簡単に続けらるのなら、世の中すごい人だらけになっちゃいますよ。だから、ある程度無理をして頑張り通すという気持ちや決意が必要です。

挫折を防ぐために

 とはいえ、1年続けるって大変なことです。1日でもやれない日が出てくるとつい挫折してしまう経験、みなさんもありますよね。では、挫折したら来年を待ちますか?それって人生があまりにももったいないです。それに、挫折して「来年頑張ろう」と先延ばしにする人は、結局来年も「来年頑張ろう」とつぶやくことでしょう。だから、挫折しそうになったら何とか工夫して続けなければなりません。

 ここで、この投稿の表題をもう一度読み返して下さい。「365回」と書いてますね。ここに、2つの秘密が隠されています。

1 今年は366日あるよー

 はい、1日サボっても大丈夫でーす。

2 365回は365日とは違う

 休んだら、早めにどこかで1日2回やって、365回を目指しましょう。

3 (隠れ計画は300回)

 あのね、「365回できないけど320回やった人」は、「40回で無理だと思って辞めちゃった人」と比較すると、限りなく成功した人間に近いのです。少しくらい数が減っても気にしないで続けましょう。そのために、「365回を意識して行動するけど、最悪300回ならかなりイケてるな。」というゆとりがあるといいですね。

4 記録をしないと続かない

 続けることがひとつなら、カレンダーに丸をつけていきましょう。手帳にメモするのもいいですが、そもそも手帳を開く習慣のない人は危険です。目に付くカレンダーをお勧めします。続ける項目が3つある人は、3色マジックで記録するのもいいでしょう。
 その際、「何分やった」「何キロ走った」ではなく、「やったかやってないか」を単純に判定して記録しましょう。どこかで休んだ分2回やった日なら、丸をふたつつけましょう。
 1ヶ月過ぎたら、カレンダーをめくる前に「前月までの結果」を新しい月に書いておきましょう。

なら、お前は何をするんだよ?

 今年は、
1 ブログの更新を365回行います。
2 英会話の勉強を365回やります。
3 習い始めた楽器を365回練習します。

 みなさんも、この3が日くらいにやることを決めて動いてみてはいかがでしょう。2021年の正月に、どんな自分になっているか楽しみです。
 (あっ、ブログは他のものと合わせて365回です。こっちが更新されなくても怒らないでね。)

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